品質:絹、ぜんまいわた
長さ:3.82m
巾:30.8cm
帯の柄付け:全通柄
地色
生成、モカ茶、黒
産地
織り:山形県 長井市
生産者:長岡正幸
コメント
ぜんまいを織り込んだ糸で、ざっくりと、けれどもしなやかに、手織りで織り上げられた長井絣の帯。
琉球ものにも通じる絣の紋様が特徴です。
なぜ遠い地・琉球の影響があるのか。
その理由は江戸時代までさかのぼります。
北前船による南北の交流が盛んだった江戸時代、琉球より運ばれた織物は千石船に積まれて最上川をさかのぼり、最終の船着場、長いまで運ばれた為だとか。
山形県の米沢、長井、白鷹を中心に生産される紬の総称を置賜紬と呼びますが、そうした理由から、長井の紬は特に琉球ものの影響を受け、絵絣が発展したのです。
自然な生成、ぜんまい絣、モダンな柄。
帯としてもちろん一番気になる色柄ですが、そんな謂れを知り、歴史の浪漫に思いをはせるのも、着物の楽しみのひとつかもしれませんね。
希少価値の高い手織りの逸品です。
お気に入りの着物にあわせて、こだわりの本格カジュアルをお楽しみください。
(コメント・白井)
(フォト・金築)